話題のゲ謎を観てきました

鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』を観てきました!

ゲゲゲの鬼太郎について全然知識のないまま観たのですが、すごく楽しめたし、もう一度観たくなってます笑

ネタバレなし感想と、ネタバレあり感想をまとめてみました。

1. 感想(ネタバレなし)

公開前にXで水木のビジュアルを見て「めっちゃ好みの男が流れてきた…!」と気になり、観に行こうか迷っていたらどんどん話題になり…正直、タイミングを逃していたのですが、友人が「実はもう1回観ようと思ってる」「絶対好きやと思う」と言うので一緒に観てきました。

観に行くか迷っていた原因として、私のホラー耐性が低すぎる点が心配だったのですが、鬼滅が見れればいける(ホラーというより多少のグロ耐性があればいける?)と感じました。

アクションもめっちゃカッコいいし、バディもの好き、少年漫画好きオタクは絶対好きなやつです。今すぐ劇場に向かってください←
対照的な2人のコンビなんて全人類好きでしょ???

あと、序盤から後に繋がるであろう伏線が色々あって、なるほどこれは複数回見たくなるやつ…と思いました。配信とか始まったら、一時停止&巻き戻ししつつ観たいですね。

映画パンフレットで水木役の木内さんが「この作品は何に注目するかによって感じ方が違ってくると思います」と仰っていて、確かにだから何回も観たくなるんだなと思いました。

ちなみに、私の推し声優の中井和哉さんが出演されていたのですが、前情報なしに行ったのもあり、上映後友人に「エンドロールに中井さんの名前なかった?」と言われるまで気づかず…。言われてみれば幸三さんか!となり、なんだか悔しかったのもあってもう一度観たいです笑

友人がこの映画を観てから「墓場鬼太郎」の1話目を見るとなるほどな~ってなる、と言っていたのでそれも見たいですね。

※以下、ネタバレありの感想になりますのでご注意ください。

2. 感想(ネタバレあり)

水木について

ビジュアルから「根が真面目なゆえに相棒に振り回される堅物お人好しタイプ」を想像していたので、序盤は思っていたよりも計算高いタイプだなと感じました。

しかし、途中のゲゲ郎と墓場で飲むシーンで見せた弱み、過去の体験からあえて計算高く生きようとする水木の姿にキュンとしました。ここで水木の生き方が腑に落ちたなと思います。

そして後半、時貞との対決で「会社を持たせてやるから贅沢三昧すればいい」という誘いを「つまんねぇな!」とぶった斬るところで「うわー!推し!」ってなりました笑

あと、捕らわれたゲゲ郎のピンチに駆けつけるシーンがお気に入りです。銃で斧を吹っ飛ばすのカッコよすぎた〜!

現実に妖怪が存在していると知って卒倒するところとか、時貞紗代さんの話を聞いた時の反応とか、いい意味で普通の人間だなという感じがして、そこがまたいいですね。

ゲゲ郎について

水木はビジュアルから推しっぽいなって思ってたけど、ゲゲ郎に落ちる予定はなかったんですよ…でもアクションがカッコよくてちょっと落ちました…強い奴好き…(単純)

(あなぐら)から水木を抱えて逃げるところとか、長田率いる裏鬼道との戦闘シーンとか、どこか余裕を感じさせる戦いぶりが最高でした。作画もさすが劇場版って感じでしたね。

その愛情深さも印象的でした。生き別れの妻を何年も探したり、愛する息子が生きる未来を守るために一人で立ち向かっていったり…。「鬼太郎のお父さん」以上の情報を持っていなかったため、ゲゲゲの鬼太郎本編での目玉おやじの活躍も見たくなっています。目玉おやじ鬼太郎の絡みが見たい…!

あと、バディもの好きとしてはゲゲ郎水木のことを「相棒」と言ったのが激アツでした!公式相棒呼び助かる!

紗代さんについて

紗代さんの幸せな未来を見せてくれ!!!

もうこの一言に尽きます。紗代さん辛すぎませんか、、、

途中、実は黒幕だったりするかな?いやさすがにないか…とか思っていたのですが、黒幕とは言わずとも一族を殺めた本人ではある展開に胸が苦しくなりました。

水木も手にかけようとした場面では、信じたかった人も自分の肩書き(立場)しか見ていなかったやるせなさから、怒りや悲しみに囚われたのだと思っていたのですが、パンフレットの種崎さん(紗代役)のコメントを見ると…!(この場面でのト書きが載っていたのですが…まだ読んでない方はぜひ)

ちなみに、私には紗代さんがねこ娘っぽく見えて(リボンが似ていたため)後にねこ娘になる展開くる?とか呑気に思っていたので、紗代さんの最後は衝撃的でした。

映画を観終わった直後は「やっぱ水木は好みだったな〜」「そしてバディもの好き」「水木鬼太郎一家の幸せな未来をくれ」など、水木&ゲゲ郎コンビに対する感想が大半だったんですが、時間が経つにつれ紗代さんへの思いが募っている気がします。個人的に1番感情を乱されたのは紗代さんだったのかも。

ただただ紗代さんの幸せな未来が見たい…
時弥くんと平和に東京観光してほしいです…

その他

Xに流れてくる二次創作はやっぱり存在しない世界なんですね…でも幸せなの描きたくなるのわかる…

そして入場者特典がズルすぎる。「そんなの見せられたら辛くなるんですが」vs「存在しない未来でも見れて嬉しいありがとう」の気持ちです。

最後の狂骨が時弥くんだったとこでめちゃめちゃ泣きました。私達も忘れないよ…!
紗代さんといい時弥くんといい、子供になんてことするんだ…時貞のジジイめ…許さん…

エンドロール〜最後は、一度観ただけでは理解が追いつかないところもあり、もう一度見返したいですね。