映画「カラオケ行こ!」感想

少し前になりますが、実写映画「カラオケ行こ!」を観てきました。
笑えてエモくて最高だった~!
かなりよかったので原作漫画めっちゃ読みたくなってます…!

結構人気で劇場内ほぼ満席でしたし、パンフレットも売り切れでした。
パンフレット欲しい…

※以下、ネタバレを含む感想となりますのでご注意ください。

1. 狂児

カラオケでの狂児の初歌唱。
が始まり、イントロで
「なるほど、ド下手ではないけど特別上手くもないか…にしても声がいいな…」
と思っていたら、、、

狂児だーーー!!!」

!?!?!?

からの、ヘドバン&手を掲げて世界に入り込みノリノリで熱唱する狂児に大爆笑でしたw

だーーー!!!」作中5,6回は聞きましたよね??
毎回全力で最高すぎたw

そもそも綾野剛がヤクザを演じるとか最高すぎて、それだけでも観に行く価値があります!笑

2. 聡実くん

反応がごくごく普通の中学生って感じでかわいかったです!

個人的には、カラオケに集まったヤクザ相手にどんどん容赦なくなる聡実くんがお気に入りです。

最初はピッチとかリズムとかだったのに次第に「声が汚い」とかになって、最終的に「カスです」になったの最高で大爆笑でしたw
キレるヤクザがちゃんと怖くて、それもまた良きでしたね。
その後の土下座も含めて好きなシーンです。

あと、スナックでを歌った聡実くんの歌声が最高でした。
ちゃんとうまいし、声変わり時期の不安定さも出てて凄かった…。
キャスティングが神すぎる。

聡実くんの歌声で、よりの歌詞が響きました。
その前に日本語訳があったから余計にしみたし、改めていい曲だなあと。
映画観終わってからしばらくは脳内でのリピート再生が止まりませんでした。

その後、友人とカラオケに行き「だーー!!」ができて楽しかったです笑
主題歌がLittle Glee Monsterなのも最高ですよね。

3. 2人の距離感

狂児聡実くん、2人の距離の近づき方がめっちゃよかったです。
徐々に遠慮とか容赦がなくなる感じが自然で微笑ましかったし、素敵な関係だなぁと思いました。

映画のラストで、狂児が幻じゃなかっただけじゃなく、もう一度二人でカラオケに行ってくれそうで安心しました。
あの素敵な関係をずっと続けていってほしい…

映画全体を通して「」を軸にうまくまとめてあるなぁと思いました。
友人によると原作とは結構違った点もあったみたいなので、原作も気になりますね…!

4. 魅力的な登場人物たち

キティの兄貴

なんか1人マジで優しいヤクザいるなぁと思ったら…
手に掘られた下手くそなキティを見て、思わず聡実くんと同じ顔になりました笑

和田くん

いいキャラしてましたね…!
部活は違えど、私も学生時代は部活に一生懸命だったので、一人でから回ってしまう感じとかリアルな中学生だなあと思いました。
あと、卒業式でめっちゃ泣いてたの可愛すぎた笑

お父さん

マスコット的可愛さがありましたね。
そして独特のセンスw
まじでどこで買ってんだろ、、、
あの父あっての聡実くんのかわいさか~って納得しました。

組長

おちゃめな組長に思わず騙されかけました。
ドキドキしながら
「え、狂児生きてるよな…?え、まさか本当に…いやおるやん!!」
ってなって楽しかったです笑

それまでにちゃんと怖いヤクザを見せてくれていたから、狂児が死んでもカラオケ大会するような卑劣さがあるかもと思わせられてめっちゃ良かったですね。

そもそも木村一輝さんが演じてるの最高なんだよな…

5. 余談(合唱コンクールについて)

聡美くんの合唱部合唱コンクールで全国常連だったのに今回は3位銅賞でしたが…
ここで、元吹奏楽部の私は少し引っかかるところがありまして。
というのも、吹奏楽コンクールでは「金賞=1位」「銀賞=2位」「銅賞=3位」ではないからです。

あくまで吹奏楽ではの話ですが、コンクール出場校は必ず金賞・銀賞・銅賞のいずれかが貰えます。
雑なイメージとしては、金賞=上、銀賞=中、銅賞=下、といったところでしょうか。(あくまで私の主観です)
そして、何校もある金賞の中から次の大会に進む代表校が選ばれます。
順位はつきません。

調べたところ、合唱コンクール吹奏楽と同じと思われるので、映画としてわかりやすいように「銅賞=3位」に変えたのかなと思います。
(あくまで推測なので、大会によっては「銅賞=3位」なのかもしれません)

以上、個人的にちょっと気になった余談でした。